自律神経失調症がもたらす不眠とは?その症状と改善法

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今回は自律神経失調症と不眠との相関関係について考えてみます。
自律神経失調症とよばれるものの発症原因や現代的要因にまで対象を拡げ、この病の「抜本的解決法」にまで迫ってみようと考えます。

そして「睡眠リズム」や「食」に関して等、「生活習慣の改善」にまで踏み込んだ話をいたします。

目次

1.何故、自律神経失調症に罹患するのか?

そもそも自律神経とは何か?・・・自律神経とは人体に流れる神経系統を指し、緊張・興奮を司る「交感神経」と、リラックス・休息を司る「副交感神経」とで構成されています。(たとえば人体に危険が迫ると、心臓がどきどきして、汗をかいてくるはずです。これは交感神経が優位になり、平常時とは違う危険が迫っていることを教えてくれる「警報」の役割を果たしているのです。)
通常は交感神経と、副交感神経は互いを補い合い、状況によってはどちらかが優位になって体のバランスを整えています。

1-1.自律神経が乱れる(頑張りすぎる)主な要因ってなに?~その1~

自律神経が乱れるにしても、そこには何らかの要因・引き金があるはずです・・・

しかし、ここにメディアによる誤解が生まれています。

自律神経は乱れているわけではなく、体のバランスが崩れている状態を治そうと、一生懸命働いてくれているのです。

自律神経失調症を含め、ありとあらゆる神経症(悪化したケースでは統合失調症等)は、睡眠不足様々なストレスが引き金となっているケースが多いと言われています。

しかし、それも、体のバランスが非常に崩れているのを整えるために、自律神経が必要以上に働く必要が出ている状態です。

それを「自律神経が乱れている状態」と表現され、悪者扱いのような表現になっています。
繰り返しますが、乱れているのは自律神経ではなく、「体のバランス」です。

ますはまずは、そこを認識してください。

睡眠不足

そしてその「体のバランスが崩れる要因」のひとつとして「睡眠不足」があります。

人体のリズムとして、最適な睡眠時間は「8時間」と言われていますがあなたは平均何時間くらい眠っていますか?

また睡眠の「質」を上げるためにも規則正しい生活(→夜10時には布団に入り、11時には睡眠状態になっていること)がベストですができていますでしょうか?

朝は7時に起き、外に出て日光(太陽光線)を浴びること。このことにより脳が「リセット」され、健全かつ意欲にあふれた生活が可能になります。

しかし、現代人はこのような生活はなかなか不可能なのではないでしょうか?

殆どの方は、下記のような生活が多いと思います。
そして、この記事にたどり着いたあなたもまさに、そのような状態を改善したいと思っていることでしょう。

  • 夜遅くまで夜更かしをする
  • 朝も起きずにだらだらと昼頃起床する

このような生活を続けて入れば、生活のリズムは狂い、体のバランスは崩れていきます。
そしてそれは、自律神経を必要以上に頑張らせ、人体(内臓・免疫系等)にも悪影響を及ぼします。

人間の体は「夜は寝て」「朝起き」「昼は活動する」ように最適化されているのです。

睡眠の量、質が低下すると体のバランスが崩れ、自律神経が必要以上に頑張り過ぎます。

そのことにより、日中、ずっと興奮状態になったり(→交感神経の恒常的な優位状態=緊張状態)、また逆に意欲がなかったりする症状が現れます。(詳しくは以下を参考に)

そういった方々の声を動画でまとめましたので御覧ください。

1-2.自律神経が乱れる(頑張りすぎる)主な要因ってなに?~その2~

自律神経の病は「現代病」といってもよいほど「社会的」要因が引き金になっているケースも多いです。

例えば若い人に見られがちなのが「スマホ」依存によるもの。
電車の中、就寝前、ずっとスマホが手放せない方が増えています。

スマホの影響

スマホの「ライト」は人体に悪影響を与えることが近年指摘されています。そのからくりは、先ほども触れましたが「スマホのライト=ブルーライト」は「太陽光線」と同じ性質を持っています。通常太陽光線は人体を活動状態に持ってくるために、「朝」浴びるようにできているのですが、夜、就寝前等に「ブルーライト」を浴びることにより「人体のリズム」が崩れるのです。

このことがきっかけで「夜型」の生活リズムが形成され、体のバランスが崩れて自律神経が頑張りすぎる状態になります。

また近年多くみられる「深夜労働」、このことも人体に悪影響を与えることは、言うまでもありません。

ブラックバイトや、深夜のほうが「時給がいいから」といった理由で、夜間、長時間にわたって労働することの危険性は、知っておくべき重要なポイントです。

1-3.自律神経が乱れる(頑張りすぎる)主な要因ってなに?~その他~

睡眠症状、現代病という要因を見てきましたが、当然その他の要因も考えられます。

例えば職場等により「過度のストレス状態」になっている場面が多い、というのも重要な要因です。
よく散見されるのが「人事異動」等により急な職場の変化、慣れない環境により体調を崩す方が多く見受けられます。

これも、実はストレスが体のバランスを瞬時に崩していることによることが多いです。
そしてそれを自律神経のせいにされていることが多々あります。

自律神経はあなたの崩れた体のバランスを整えようとしてくれているのです。

そのバランスさえ整えば、自律神経は必要以上に頑張らなくてすむようになります。

ぜひ、自分でもできる体のバランスの整え方を御覧ください。

仕事によるストレス

外部ストレスに対して「受け身」な方も、自律神経を壊しやすいでしょう。
「受け身」というのは、ストレスを受けた時に発散する方法を見つけることができず、自分の中だけで処理してしまうということです。

またこのような方は「病気体質=ガン気質」とも呼ばれています。
メンタル面の強化も自律神経失調症の対策に有効である、と言われる理由はこんなところにあります。

メンタル面を強化すると単純に言わないで欲しい!

私もそう思います。ポジティブシンキングなどとよく言われていますが、そんなことはみんなわかっていますよね。
しかし、それができないから苦しんでいるのです。ポジティブシンキングが通用するのはポジティブな人だけです。

メンタルを強化することが、自律神経失調症の直接的な対策にはなりません。

あくまでも、メンタル面が強くなることにより、ストレスがかかった時にも体のバランスが崩れにくくなるのです
そうすることにより、必要以上に自律神経が頑張らなくてもよくなっているのです。

メンタル面を急に変えようとしても難しいですが、体のバランスは今からでもすぐにできます。
そしてその効果はすぐに現れます。

ぜひ、自分でもできる体のバランスの調整法をお試しください!

2.自律神経が乱れる(体のバランスが崩れる)とどんな症状が現れてくるのか?

自律神経は人体の「柱」です。言い換えると、体のバランスが「柱」なのです。
体のバランス(柱)が崩れることは、なにも神経系統の乱れ(頑張りすぎる状態)だけでなく、免疫系、内臓等の臓器、生活習慣病、等々、恐ろしい病気へのつながりをもたらします。

2-1.自律神経失調症とよばれているものの主な症状とは?

主な自覚症状を箇条書きに・・・以下具体的に症状を羅列すると

  • めまいや耳鳴り、立ちくらみの頻出。。
  • 不整脈や脈拍が飛ぶようなことがある。
  • 窒息するかのように、息苦しくなるときがある。
  • 体温の恒常的低下、「冷え性」になる。
  • 胃腸の調子が悪くなる。(お腹がすかない・胸やけなど)
  • 腹を下す、また便秘が続く。便秘→下痢→便秘、というローテーションが起こる
  • 意欲がなく、いつも消極的な意識状態。
  • 多汗症。。
  • 風邪をひきやすい
  • 日中ずっと眠い
  • アレルギー症状が出てきた
  • 滑舌・呂律が悪い→なんども聞き返される

等の症状があげられます。

このうち多数の症状が当てはまるのなら、「自律神経失調症」の疑いが濃いです。
しかし、これはあくまでも医療の話です。

こういったことに、薬を処方されていもなかなか改善しません。

理由は、乱れているのは自律神経ではなく、「体のバランス」だからです。

整えるのは、薬によってではなく、自分でできるバランス調整なのです。

2-2 自律神経失調症の悪影響

自律神経失調症の深化はざまざまな症状・病気に繋がりますが、「パニック発作」を引き起こす引き金にもなります。

パニック障害

専門的には「パニック障害」とも呼ばれている病気で、この病も「自律神経の乱れ」と大きく関係があります。

しかし、ここまでお読みいただいたあなたは、「自律神経の乱れ」ということの誤解に気づいたはずです。
あくまでも乱れているのは「体のバランス」ですよね。

そしてその整え方も知っていただけたと思います。
すなわち体のバランスが生活習慣の乱れから崩れ、それを整えるために自律神経が頑張りすぎて「交感神経」がずっと緊張状態になってしまいます。

そして、その限度を超えると「パニック発作」が起こります。
具体的には「頭が真っ白になる」「汗=多汗症」等々。現代心療内科にこの「パニック障害」により診察を受ける方が増えています。

過度のストレス下や睡眠不足が要因のことから「若い方や受験生」のかたにも散見されるケースが多いです。

3 それではどうしたら自律神経失調症は改善するのか?

自律神経失調症は大変恐ろしい影響を与える病です。

しかし、医療というカテゴリーの中で原因不明のものに対し、むりやり命名した感が否めません。
ここでは、一般的に言われている治療と、知っておいてい欲しいニューロアウェアネスの考え方についても説明します。

3-1 睡眠の改善

見てきたように睡眠の「質」・「量」の改善がまず、体のバランスを整えるうえでの対策としては望ましいです。8時間睡眠・規則正しい生活リズム。やはりそれが大事なポイントです。

睡眠

また近年、心療内科では「睡眠の質」を向上させる「補助薬」が出されるケースもあります。

これら補助薬をもちいて「習慣化・慢性化した睡眠不足状態」からの脱却を図ることもできます。睡眠の「質」を深める補助薬としては。古くから使われており、安定感があるのは「プロピタン錠」等が挙げられます。

(注意すべきは自律神経系統の薬は、代謝が落ちるため、体重の増加が見受けられます。この補助薬等が医療機関から出された場合は、同時並行的に「適度な運動」「食事制限」に気を付けましょう。)

しかし、ニューロ・アウェアネスでは薬を必要としていません。
こちらの記事も参考になると思います。

自律神経失調症にはサプリ?それはアプリを詰込過ぎなスマホと同じ!

3-2 その他、改善法について

その他の改善法では「食生活」の改善がまず挙げられます。

ファーストフード

近年「コンビニ食」や「ファーストフードで食事を済ます」ことがあり、十分な栄養が人体に摂取されず、自律神経に悪影響を与えるケースがあります。
ビタミン・カルシウム等がたっぷり入った食事、(野菜・根菜類や魚)を取るよう心がけましょう。具体的には「和食」がお勧めです。和食は健康食と言われるほど、近年見直されている「食」であり、自律神経だけではなく人体に好影響を与えます。

また適度な運動も改善法になりえます。
激しい運動よりウォーキングなどに代表される「有酸素運動」は副交感神経の働きを高め、人体をリラックス状態に導くと言われています。

こちらも、ニューロ・アウェアネスのバランス調整と同様、体のバランスが整うことにより、副交感神経の働きが高まるのです。

近年流行りのヨガ教室・ピラティスなども良いでしょう。
柔軟な身体作りに加え、体のバランスが整うことにより結果として自律神経失調症への対策になります。

4 まとめ

以上、自律神経に対する考察から、主だった症状、改善策について述べてきました。

自律神経失調症は別名「現代病」とも呼ばれており、いま潜在的に罹患されている方は多いはずです。
対策のためには「睡眠の質・量の改善」「食生活の改善」「適度な運動」等、当たり前の健康的な体作り実は一番効果があるのです。

そして、その根本にあるのが、メディアに踊らされている意識の問題です。

「自律神経が乱れている」のではなく、「体のバランスが崩れて」それを整えようと必死で頑張ってくれているのが「自律神経」なのです。

それを「乱れている」からといって「薬でおさえこもう」とするのですから治るはずはありません。

あなたが整えるべきは、「体のバランス」です。

まずは、自分でもできる体のバランスの調整を行ってみてください。

ニューロ・アウェアネスを体験した方々の声も非常に参考になりますよ。

ぜひ、みなさんも、「自律神経失調症」を「睡眠」の観点から治そうとしているのであれば、まずは意識を変えてください。
まず第一に整えるべきは睡眠の質ではなく、「体のバランス」ですよ。

「痛みが和らいだ!」「いい情報だった!」と思われた方は、
ぜひご友人やご家族にも教えてあげてください。

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