痛み解決の最後の手段!?ペインクリニックとは?その勘違いと自己解決法。

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ペインクリニックに電話する

「痛みが本当に辛くなってきた。そろそろ病院へ行こうかな…。」

痛み止めも効かなくなってきたし、何より薬を続けることは根本的な治療ではないことはわかっている。身体にも悪いとわかっているがどうしようもない。

このような方々が、いろいろ調べる中で、「痛み専門のお医者さん、ペインクリニックに頼るしかないのかな?」と思っている人も多いようです。そしてその人達は、ペインクリニックは最後の手段と考え、もしそのペインクリニックでも痛みが改善しなかったらと不安に感じているようです。

しかし、そもそもペインクリニックでも根本的な痛みの治療をしているわけではありません。また結構辛い治療が必要な場合もあるようです。

でも、ちょっとまってください。

ペインクリニックに行く前に、試してほしいことがあります。
そして、うまくいけばペインクリニックに行く必要がなくなるどころか、痛み止め薬も必要なくなるかもしれません。

まずは自分の身体を信じてみましょう。

1.ペインクリニックの治療

まずは、ペインクリニックでどのようなことが行われているかを知りましょう。

ペインクリニックとは

1-1)神経ブロック注射

痛みの原因となる神経線維に対し、直接、局所麻酔薬を注射して浸透させることで、神経そのものの機能を一時的に麻痺させて、痛みの伝達をブロックします。ミリ単位の治療であり熟練した技術が必要になります。

1-1-1)星状神経節ブロック

星状神経節は首の付け根付近にあり、ここには頭・顔・首・腕・胸・心臓・気管支・肺などを支配している交感神経が集まっているため施術の応用範囲が広く、神経ブロック療法の中では最もポピュラーな方法です。(ウィキペディア)

1-1-2)硬膜外ブロック

脊髄を取り囲んでいる一番外側の膜である硬膜と黄色靭帯との隙間のことを硬膜外腔と言いますが、ここに局所麻酔薬などを注入する方法です。

1-2)その他のペインクリニックの外科的な治療法

高周波熱凝固法・パルス高周波法・脊髄刺激療法・脊髄管内治療・椎間板内治療・椎体内治療、などいろいろあるようですが、どれもその効果に比べてリスクも高いようなので、よほどの強い痛みに対してのみされるものだと思います。

例として脊髄刺激療法の治療効果とリスクを挙げておきます。

治療効果

脊髄刺激療法により、次のような効果が期待できます。

  • 痛みが半分以上やわらぐ。(それにより、活動レベルが上がる)
  • 薬の投与量が減る。(それにより副作用が軽減される。)
  • 神経ブロックの回数が減る。

リスク

脊髄刺激療法は、機器を植込むための外科手術が必要であるため、他の外科手術と同様に合併症のリスクについて理解しておく必要があります。

生死に関わるような重篤なリスクは非常に稀ですが、考えうるリスクは次のとおりです。

  • 植込まれたリードの位置ズレが起こり、痛みを緩和する刺激感が得られなくなる。
  • 刺激感が変化し、効果が得られなくなる。
  • 刺激感そのものを不快に感じる。
  • 植込み部分に多少の違和感がある。
  • 操作機器が水濡れなどにより、操作不能となる。
  • 感染のリスク
  • 機器の再留置、交換のための追加手術が必要になることがある。

(メドトロニックホームページより引用)

1-3)外科的な世襲のない治療法

1-3-1)理学療法

温熱療法:組織を温めて血管を広げることで血流を良くし、痛みを伝える物質を除去します。

電気刺激療法:周波数1,000 Hz未満のパルス波の電気刺激によって痛みを伝える神経の働きを抑制します。

運動療法 :リハビリテーション科の医師や理学療法士などの指導のもと、筋力増強運動やストレッチなどで、基本的動作能力の回復を図ります。

1-3-2)薬物療法

鎮痛剤に加えて鎮痛補助薬を使って痛みを軽減します。

鎮痛補助薬とは,解熱性鎮痛薬と麻薬性鎮痛薬の2種類以外で,鎮痛作用を発揮する薬物の総称です.抗うつ薬,抗てんかん薬,抗不整脈薬,局所麻酔薬,NMDA拮抗薬,α2アドレナリン受容体作動薬,ステロイド,ビスホスホン酸塩などが挙げられます.

1-3-3)心理療法

実はこれが一番大切な項目なのですが、医療の中では重要視されてはいません。

ペインクリニックの中での心理療法は、『痛みには、身体的痛みと共に、精神的な痛みがあると言われています。その主な症状は不安、いらだち、孤独感、恐れ、鬱状態、怒りなど様々です。精神的な痛みのケアの基本は、十分な時間をとって、患者の言葉に耳を傾けることです。 精神的痛みへの対応は、患者のそばに座ること、感情に焦点を当てること、安易な励ましを避けること、理解的態度をとることです。』とされているようです。

しかし、これでは痛みは取れません。

心を簡単に動かすことなんてできません。

そもそも問題はそこではないのです。

精神的な痛みのケア

2.ペインクリニックに行く前に知っておくべきこと

痛みやリスクを伴うペインクリニック。しかし、もしかすると行く必要が無いかもしれませんので、まずは、下記の記事を読んでみてください。

 2-1)ストレスと自律神経の関係

原因不明の痛みの根本には、心や身体に対する様々なストレスにあることが多いようです。しかし、ストレスが直接痛みを出すわけではありません。またストレスをなくすことも簡単ではありません。医療の中では、ストレスが自律神経を混乱させて、その自律神経が筋肉を始めとする、身体のさまざま部分に影響し、それが痛みや不調につながるとされています。

したがって医療の対象はその症状、または自律神経にたいして行われています。

「自律神経を整える」「乱れた自律神経を…」「副交感神経優位」「副交感神経が健康をつくる」というように自律神経に対するアプローチを皆さん見聞きされていると思います。

しかし、皆さん勘違いされているのですが、実際には自律神経は混乱しているのではありません。

ストレスによって乱れるのは、身体のバランスです。

自律神経は、その乱れた身体のバランスを立て直すために、そして、維持するために必死で働いてくれているのです。

バランスを調整

2-2)身体のバランスというカテゴリー

医療の中では、「ストレスが自律神経を乱したために身体が不調を起こす」という考えを基本に、さまざまな治療が行われています。

その治療を受けて、自律神経に関連した症状が改善していない現状をよく耳にします。

そういったことから、冷静に考えてみても、その考え自体がおかしいのでは?と思ってしまいます。

実は、この考えには、不足しているものがあるのです。

それが「身体のバランス」というカテゴリーなのです。

ストレスが直接影響を与えるものは、自律神経ではなく身体の組織です。筋肉を始めとする身体の組織が精神的、または肉体的なストレスによって簡単にテンションが上がったり下がったりしているのです。

例えば部分的な筋力低下は、身体のバランスを瞬時に乱してしまいますが、その不安定な状態を維持回復しようと働いてくれるのが自律神経です。

したがってはじめに自律神経に対するアプローチをすることは、身体を改善しようとしてくれている生理的な行為を邪魔しているようなものです。

しかし、ここに「身体のバランス」というカテゴリーが加わることで、これまでの疑問は解決します。

「ストレスが身体のバランスを乱したために自律神経が必要以上に働かなければならない状態になりますが、不調の原因は自律神経ではなく身体のバランスの異常です。」

この考えをベースにすれば、間違いなく医療は変わります。

その結果、ペインクリニックで行なわれている治療の多くは必要なくなります

痛みが解消してうれしい

2-3)心は動かせなくても身体は簡単に動かせること

「身体のバランス」というカテゴリーが、身体の生理的な変化に関わっています。このことが今の医療で考慮されれば、アプローチする場所が自ずと変わってきます。

現状は、「ストレス→自律神経の乱れ→痛み・症状」という流れの中で、対症療法としての痛みに対するアプローチがほとんどです。生活習慣の改善などの漠然とした自律神経へのアプローチが医療の中で行われているのです。

しかし、アプローチするべきところは、そこではありません。

「ストレス→身体のバランスの乱れ→自律神経」という流れだということを認識すれば、身体のバランスにアプローチすればいいだけ。簡単です。身体のバランスを整えることができれば、自律神経も必要以上に働くことはなくなりますから、それに伴う痛みや症状ももちろんなくなります

一般的に、自律神経をリラックス状態の副交感神経優位にするために、食事、運動、生活習慣、など様々な改善法が試されていますが、実はそのような行いは、身体のバランスの乱れをなんとかしようと働いてくれている自律神経(主に交感神経)の邪魔をしている場合が多いということです。

健康ブームの中でさまざまな健康法が試され、また数々の自律神経の専門医が多くの本を執筆し、ベストセラー健康本を連発しているこの状況でも、実際の現場では何ら変わりない状態が続いているということを耳にします。

ぜひ皆さんにはメディアに躍らされることなく冷静に考えて、これまでの着眼点に疑問を持ってください。

整えるべきは、自律神経ではなく身体のバランスです。

身体のバランスを整える

3.セルフペインキュア

3-1)自分自身の身体を知ること

自律神経が私たちの生命維持に対して常に活躍してくれているということはすでにご存知だと思います。特に意識することもなく、指示することもなく、24時間休むことなく身体を維持するために働いてくれています。

自律神経を整えようとすることで、私たちは知らない間に自分自身の大切なシステムを、かえって混乱させてしまっています。

乱れた身体のバランスを立て直そうと働く交感神経を押さえつけて、リラックス優先の副交感神経に変えようとしているのですから…。

その生理的な生命維持活動に水を差すようなことをせずに、なぜ自律神経が鼓動を高めたり血圧を上下させたりするように、不快な思いをさせてまでも働き続けているのかを冷静に考えてみましょう。

今まで自分自身にとって、嫌がらせをするかのように常に不快な思いをさせられていたと思っていたものが、実はこの身体を支えるという大切なことを嫌われようが何しようが、必死になってしてくれていたということを…。

考えてみる

3-2)身体にアプローチする

シンプルに考えて、バランスが悪い身体は必死になって支えなければいけません。バランスが整えば支えることに必死にならなくてもいいはずです。

まずは、なぜバランスが悪くなるのかということを考えてみましょう。

例えば左右のバランスが悪いということは、左右の負荷が違うということです。これを人間に置き換えて考えると、左右の重さということではなく、仕事量の差ということになります。つまり、どれだけ働いているのか、サボっているのかということです。筋力ではありません。

機能的なレベルを表す言葉として、よくポテンシャルという言葉を使うと思います。特にスポーツの世界ではよく使われる言葉です。

人間の身体で言えば、どれだけ自分の持つポテンシャルを最大限に引き出せるかということ。

これを私たちは稼働力と呼んでいます。

身体じゅうのパーツが、それぞれの仕事をきちんとしてムラなく稼働していれば身体は軽く、自律神経が過度に働くこともない状態ですが、稼働力にムラがあるときには、結果的に身体のバランスは悪くなり、その状態を維持改善するために自律神経のうち特に交感神経が過度に働かざるをえなくなるのです。

したがってアプローチするべきところは自律神経ではなく、この自律神経が働きすぎないような身体作りをすることなのです。

3-3)身体のバランスを整える

身体のバランスが整えば、自律神経が働きすぎることはありません。特に何もすることなく副交感神経優位の心地いい状態になるということです。

いきなり自律神経を整えることは実際には大変難しいことです。

しかし、身体に対して、ムラをなくし、効率よく支える、という身体に対するアプローチを続けることで、バランスは整い、結果的に自律神経も整い、確実に痛みや症状は改善します。

さらに続けることでその痛み自体もなくなります。

実際の身体へのアプローチはこの記事を参考にしてください。

4.まとめ

痛みは主観的な感覚で、自分にしかわからない、人にはわかってもらえない辛い症状です。その痛みをわかってもらおうと訴えれば訴えるほど痛みが増してしまうという厄介な感覚でもあります。

原因がわかっていれば時間とともに改善することもありますが、原因不明となると我慢するしかありません。仕方なく痛み止めに頼り、その痛み止めも効かなくなったり、飲み続けることが不安になったりします。そして、最終的にはペインクリニックなどの痛み専門の医療に頼るしかありません。

しかし、自分自身の身体のことを理解することにより、痛みを大幅に改善し、薬もペインクリニックも必要なくなるかもしれません。

セルフペインキュア、してみませんか?

「痛みが和らいだ!」「いい情報だった!」と思われた方は、
ぜひご友人やご家族にも教えてあげてください。

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