2週間以上、口内炎が治らなくて困っているというOLの方がいらっしゃいました。
下くちびるの内側にかなり大きな口内炎があります。かなり強い痛みがあるということで来院。
2週間ほど前の食事の時に、ガブッ!って噛んでしまったようです。
以前からいつも同じ左側を噛むとのこと。
ほかの歯医者さんに行ったら左側の犬歯を削ってくれた??そうですが、全く治らない。(なんてことを・・・)
そうです、これは歯の問題じゃありません。
か・ら・だ、です。
カラダのバランスの崩れから来ているのです。
ほかの症状を聞いたところ
肩こり、片頭痛、お口が開けにくい、手足がしびれる、右手首腱鞘炎、etc・・・
上半身のバランステストを行ったところ右は強く、左は驚くほどにに弱い状態でした。
言いかえれば、右は頑張ってるけど、左はスイッチOFF状態です。
スイッチがOFFというのは「さぼっている状態です」
※体のバランスのセルフチェックはこちらを参考にしてください。
スイッチOFFのときは当然チカラも入らないし、筋肉がゆるみまくっているのでホッペやくちびるを噛みやすくなってしまいます。それに加えて傷を治すシステムまでOFFになるので、口内炎などの傷はなかなか治らない。
頑張っている右側には肩こりや片頭痛などの症状と、首が凝り固まったことが原因で起こっている右手首の腱鞘炎。左右のバランスが悪いから当然口も開けにくい。
これ全部バランスが悪くてでている症状なんです。
ということで、いつものようにカラダのバランス調整です。
口内炎が一瞬で治ることはありませんが、そのほかの症状はその場でほとんど改善しました。
頭と肩は軽くなり、開きにくかったお口はみごとに開きました。
それだけでなく、手足がポカポカしてきて、左のほっぺは、フニャフニャからはりがでてきた気がするとのことです。
右の手首の痛みも少しマシになってきたようです。
実はこの手首の痛みが一番気になってたそうなんです。
“数日後、再診したときのやりとり・・・”
- 「こんにちは、痛みはどうですか?マシになったかな?」
- 「すごいんです、治ったんですよ手首の痛み!」
- 「えっ?!あっ、手首ね、はいはい、口内炎は?」
- 「あっああ、全く気になりません。」
診るとすっかり治っていました。
カラダの調子もよくなって、すごく喜んでいただきました。
手首は整形外科で治療ということで注射をしたり、手術もすすめられていたそうで、口内炎が治ったことどころの喜びではなかったようです。
このカラダのバランスというカテゴリー、ほんとに大事なことなのに、今の医療の診断、治療のカテゴリーにはありません。
それどころか、ほとんどの医療人がまったく聞く耳を持たないということも現実です。
どうか少しでも多くの人に知ってもらえるように、皆さんで広げていってください。よろしくお願いします。
ニューロ・アウェアネスで体のバランス調整を体験された方の声をこちらに動画でまとめてあります。
ぜひ御覧ください。